さて、皆さんは何と答えますか?
5月3日憲法記念日。
例年にまして 憲法論議が活発です。
(朝日新聞5月2日)の ジェームス三木さんの発言が
面白かったので 紹介します
脚本家 ジェームス三木さんは、満州で敗戦。10歳だった。
言葉を額面通り受け取らず、一歩掘り下げて様々な解釈をする。
例えば、「氷が溶けたら何になる?」 「春になるね」 といった、
常識から外れた発想を好むようになった。
それで脚本家になれたかもしれません。
<説明尽くす弊害>
最近、テレビドラマやバラエティー番組で
ナレーションや回想場面を多用し、
全てを説明し尽くす傾向が気になっています。
僕がドラマを執筆する際は、3割は余白として残し、
視聴者の想像力に委ねるように心がけてきました。
わかりやすくし過ぎる弊害によって
考える力や想像力を奪われている気がしてなりません。
ネットの普及が拍車をかけています。
疑問を検索すれば、すぐに答えが出ると思い込んでいる人が
若い世代を中心に多い気がします。
世間に流布する言葉を うのみにして 疑わず、
自身の思考で 咀嚼(そしゃく)しない空気が、
安易な改憲論議の背景にある気がしています 』
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